12月22日(月)、本作のイ・ファン監督が来日し、それを記念したトークショー付き試写会を実施いたしました!
監督作のPRとして初めての来日キャンペーンとなるイ・ファン監督と、今秋に公開され日本のみならず世界各国の映画祭で高い評価を得た『愚か者の身分』の永田琴監督が登壇し、撮影の裏話やお互いの作品について対談しました。
日韓それぞれで監督として活躍する2人のスペシャルなトークの様子をご紹介します!
■以下トークショーの様子■
初の来日プロモーション、さらに本作を鑑賞したばかりの観客を前に少し緊張した様子を見せるイ・ファン監督は「今日は日本で一番早いプレミア上映ですよね。この作品に関心を持って私に会いに来てくれてありがとうございます」と挨拶。続いて釜山国際映画祭で最優秀俳優賞を受賞した『愚か者の身分』を手掛けた永田監督は「釜山国際映画祭のレットカーペットで実はこっそり見てたんです(笑)。『愚か者の身分』という映画で似たようなテーマを描いているということで呼んでいただきました」と挨拶をした。
本作のアイデアについて聞かれると、イ監督は「実は始めは男女の壮絶なラブストーリーとしてシナリオを作りました。ですが、この作品は犯罪ノワールにしようと思い直し、シナリオを修正する段階で女性二人の作品になりました」と話した。永田監督も「登場人物がみんなイキイキしているのが印象的でした。特に母親役のガヨン(キム・シンロク)は最初に見た時に“ヤバい女が出てきたな”と、一番面白い役でした(笑)」と本作を鑑賞した率直な意見を語った。

主演のハン・ソヒとチョン・ジョンソに対してどのように演出したかという質問に、「お二人には、“とにかくやりたいことをしていいよ”と言いました。二人が自由でいることを大事にしたく、その雰囲気を作ることに努めました。二人が持つ俳優としての魅力も活かせたと思いますが、元々とても仲が良かったので、その化学反応もこの映画の中に取り入れたいと思いました。」と撮影現場での演出を回顧。一方、釜山国際映画祭で最優秀俳優賞を受賞した『愚か者の身分』においての演出やキャストへの向き合い方に対して、永田監督は「撮影が夏で暑すぎたので、現場で長い間やり取りをしないように意識していました。彼らが何を表現したいのか、ちょっとした仕草が後のシーンにどう影響するかを注視し、すぐ本番に行けるよう指示を出し、てきぱき動くことを意識しました」と振り返る。
今回のトークショーのために事前にお互いの作品を鑑賞して臨んだ二人。イ監督は「トークショーで日本の監督と対談すると聞いてましたが、『愚か者の身分』を観て、すぐに永田監督との対談である理由がわかりました」と本イベントを楽しみにしていたようで、続けて「永田監督の『愚か者の身分』を観て、『PROJECT Y』と雰囲気や情緒が似ていると感じました。そして、俳優さんたちの演技が素晴らしく、とても際立っていてパワーがありました。中には、とても怖いキャラクターもいました。どちらも彷徨う若者を描いていて、永田監督は男性の物語、私は女性の物語という対比もあり、とても似ていると思いました」と2作品の関連性について語る。さらに“怖いキャラクター”の共通点について、永田監督は「“ブル”がめちゃくちゃ怖かった!」と、主人公たちが奪おうとしている大金を隠し持つト社長の用心棒である女性キャラクターについて話す。「『愚か者の身分』でも金歯が印象的な“ジョージ”というキャラクターが怖いと話題だったのですが、この映画で“ブル”が登場したとき『こわ―!』と思って。見た目もスキンヘッドに近いスタイルだし」と“ブル”の強烈なインパクトについて明かした。

また、イ監督の前作『大人たちには分からない』など過去作でも女性主人公が多いという点に関して永田監督から質問させると、「家族映画を撮りたいという思いがありました。本作でも実は家族の物語が隠れています。ドギョン(チョン・ジョンソ)とガヨン(キム・シンロク)、そしてミソン(ハン・ソヒ)は疑似家族の関係ですし、この家族の運命を見せたいと思いました」と本作に込めた想いを語り、続けて「クライムサスペンスという枠を通して、このジャンル映画を楽しんでもらうためにできる限りスピード感のある速いテンポの編集を心掛けたので、その点も皆さんに楽しんでほしいです」とアピールした。
さらに、本作のタイトル『PROJECT Y』にちなんだ質問として、観客も気になっていた“Y”の意味については、「”Young” (若さ) “You”(あなた) “Your”(あなたの)といったいろんな意味が込められています」と明かし、「映画は私たちスタッフや俳優がチーム一丸となってベストを尽くして作る物ですが、作ったものは上映された劇場で留まるものだと思っています。その先は観客の皆さんの感覚にゆだねられます。観客の皆さんがそれぞれ個人の視点で映画を完成させてくださると思っています」と期待を込めて話した。この答えに永田監督は「『愚か者の身分』は3部構成になっていて、1部を観てもまだわかりにくいけど、2部で立体的になり、3部でさらに登場人物の関係性などがどんどん立体的になっていくんです。もともと私も観た人の力を借りて、それぞれが自分の中で構成しながら楽しんでもらいたいという想いがあるので、観客それぞれにゆだねるという意味ではある種考え方は一緒なのかな」と共感していた。

最後に、永田監督は「もう少しお話ししたかったので、次また来ていただいた時にもっとストーリー以外の色々な部分でもぶっちゃけた話を聞けたらなと思いました」とトークショーの感想を語った。そしてイ監督は「この映画は単純に“楽しんでほしい”という思いで撮り始めたのですが、途中で欲が出てきて、隠された意味を込めてみたりメタファーなども仕込んでみました。主演二人の俳優をはじめ、私も一緒になって現場で楽しみながら撮影をすることができました。皆さんにとっても楽しんで観られる映画になっていると思います。どうか口コミも広めてください」と作品への想いを日本の観客へ託した。初の来日プロモーションに相応しい盛り上がりの中、本作のヒットを祈願しイベントは終了した。
映画『PROJECT Y』の日本公開を前に、主演ハン・ソヒの来日が決定いたしました!1月13日(火)にTOHOシネマズ 日比谷にて上映会付きのジャパンプレミアを開催いたします。皆様のご来場をお待ちしております!
■詳細は下記をご確認ください■
≪開催概要≫
【日時】2026年1月13日(火) 午後6時30分の回(上映前舞台挨拶)
【会場】TOHOシネマズ 日比谷
【登壇者(予定)】:ハン・ソヒ(敬称略)
【チケット料金】2,200円均一
※無料鑑賞・各種割引・ムビチケ・前売券・割引券等使用不可。
※実施スクリーンにより、特別シート等追加料金が発生する場合がございます。
≪チケットの購入方法について≫
【先行抽選販売「プレリザーブ」】
■ 申込受付期間:12月20日(土)AM11:00 -1月8日(木)23:59
■ 抽選結果発表:1月9日(金)18:00予定
プレリザーブとは? https://t.pia.jp/guide/prereserve.html
◆お申込み: https://w.pia.jp/t/projecty/
【一般発売】
■ 申込受付期間:1月10日(土)AM10:00~
≪一般発売に関する注意事項≫
※チケットは、お一人様2枚までとさせていただきます。
□インターネット購入
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/projecty/
≪チケット購入に関するお問い合わせ≫
「チケットぴあ」HP(https://t.pia.jp/help/index.html)
【注意事項】
※内容はすべて予定です。登壇者及び内容は、予告なしに変更する場合がございます。
※悪天候及び公共交通機関の運行状況により、やむを得ず本イベントを中止させていただく場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※お席はお選びいただけません。
※全席指定席となります。チケットをお持ちでない方はご覧になれません。
※通常席に加え、下記特別料金設定のお座席を販売する可能性がございます。
プレミアラグジュアリーシート 通常席料金+3,000円
プレミアボックスシート 通常席料金+1,000円
※転売・転用を目的としたご購入は、固くお断りいたします。
※営利を目的として転売された入場券及びインターネットを通じて転売された入場券は無効とし、当該入場券による御入場はお断りします。
※チケット当選後の変更・払戻は出来ません。予めご了承ください。
※場内でのカメラ(携帯電話含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。
※会場内ではマスコミ各社の取材による撮影、弊社記録撮影が行われ、テレビ・雑誌・ホームページ等にて、放映・掲載される場合がございます。また、イベントの模様が後日販売されるDVD商品等に収録される場合がございます。予めご了承ください。お客様の当催事における個人情報(肖像権)については、このイベントにご入場されたことにより、上記の使用にご同意いただけたものとさせていただきます。
※いかなる場合においても舞台挨拶中の途中入場は固くお断りいたします。
※お客様同士のトラブルには、一切責任を負いかねます。
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