アーカイブ:2026年1月
2026.01.28
最新情報

1月13日(火)、本作のW主演のひとりであるハン・ソヒが来日し、ファンミーティング付きジャパンプレミアを実施いたしました!

今回、映画のPRとして初めての来日を果たしたハン・ソヒが登壇した本イベントは、満員御礼!
ハン・ソヒと直接会える貴重な機会を心待ちにしていた、日本のファンと交流する様子をご紹介します!

 

■以下ジャパンプレミアの様子■


満員御礼で行われたこの日、出演作PRでは初来日となるソヒは「こんばんわ~!」と大歓声の中で挨拶をし「主演映画PRでの来日は初めてなので、このような形で皆様の前に立ってご挨拶するのは慣れていません。だからとても不思議な気持ちですが、まずは『ありがとうござます!』という言葉を伝えたいですとはにかんでいた。

多忙ゆえに今回の来日では観光などは難しいそうだが「皆様とはファンミーティングなど、また別の機会にお会いする事が出来れば幸いです」とカムバックを約束。グルメについては「日本食はすべて好きなので一つを選ぶのは難しいけれど…特にラーメンが好きです!と笑った。

チョン・ジョンソとW主演を務める本作では、崖っぷちの現実から抜け出すためにボスが隠した大金を盗み出そうと危険極まりない大勝負に乗り出す。

W主演のジョンソとはプライベートでも友人だそうで出演を決めたのは彼女の存在が大きかったです。同じくらいの年齢の俳優と一つのフレームにおさまるのは韓国映画では珍しい事なので、そこにも惹かれましたと述べた。

印象的な場面の話になると墓を掘り起こすシーンは印象的です。とても寒かったけれど、チョン・ジョンソさんと一緒に土を掘り起こしました!」と熱演を報告。私達以外にも魅力的なキャラクターが沢山出る映画です。ある特定の俳優が独走するのではなく、アンサンブルに近い映画。それぞれのキャラクターに注目して観ていただければ、鑑賞時の楽しみはより広がるはずですとおススメしていた。

トークの後半には直筆サイン入り本国版ポスターのプレゼント抽選会などもあり、観客も交えて大盛り上がり。最後にソヒは「新年早々私の主演映画を観に来て一緒に過ごしてくれて光栄です。映画PRとしては初来日なので緊張しましたが、皆さん一人一人の顔を瞳の中に刻もうと思います。本編を存分に楽しんでいただき、いい宣伝活動にもご協力ください!と呼び掛け、客席を練り歩いてファン一人一人に笑顔を振りまいていた。ソヒの手厚いサービスを前に涙を流すファンや、ソヒを「オンニ!」と呼びお手製のボードやうちわを見せるファンなど、会場全体が最高潮の盛り上がりに達しイベントは無事に終了した。

 

2026.01.07
最新情報

12月22日(月)、本作のイ・ファン監督が来日し、それを記念したトークショー付き試写会を実施いたしました!

 

監督作のPRとして初めての来日キャンペーンとなるイ・ファン監督と、今秋に公開され日本のみならず世界各国の映画祭で高い評価を得た『愚か者の身分』永田琴監督が登壇し、撮影の裏話やお互いの作品について対談しました。

日韓それぞれで監督として活躍する2人のスペシャルなトークの様子をご紹介します!

 

■以下トークショーの様子■


初の来日プロモーション、さらに本作を鑑賞したばかりの観客を前に少し緊張した様子を見せるイ・ファン監督は「今日は日本で一番早いプレミア上映ですよね。この作品に関心を持って私に会いに来てくれてありがとうございます」と挨拶。続いて釜山国際映画祭で最優秀俳優賞を受賞した『愚か者の身分』を手掛けた永田監督は「釜山国際映画祭のレットカーペットで実はこっそり見てたんです(笑)。『愚か者の身分』という映画で似たようなテーマを描いているということで呼んでいただきました」と挨拶をした。

 

本作のアイデアについて聞かれると、イ監督は「実は始めは男女の壮絶なラブストーリーとしてシナリオを作りました。ですが、この作品は犯罪ノワールにしようと思い直し、シナリオを修正する段階で女性二人の作品になりました」と話した。永田監督も登場人物がみんなイキイキしているのが印象的でした。特に母親役のガヨン(キム・シンロク)は最初に見た時に“ヤバい女が出てきたな”と、一番面白い役でした(笑)」と本作を鑑賞した率直な意見を語った。

主演のハン・ソヒとチョン・ジョンソに対してどのように演出したかという質問に、お二人には、“とにかくやりたいことをしていいよ”と言いました。二人が自由でいることを大事にしたく、その雰囲気を作ることに努めました。二人が持つ俳優としての魅力も活かせたと思いますが、元々とても仲が良かったので、その化学反応もこの映画の中に取り入れたいと思いました。と撮影現場での演出を回顧。一方、釜山国際映画祭で最優秀俳優賞を受賞した『愚か者の身分』においての演出やキャストへの向き合い方に対して、永田監督は「撮影が夏で暑すぎたので、現場で長い間やり取りをしないように意識していました。彼らが何を表現したいのか、ちょっとした仕草が後のシーンにどう影響するかを注視し、すぐ本番に行けるよう指示を出し、てきぱき動くことを意識しました」と振り返る。

 

今回のトークショーのために事前にお互いの作品を鑑賞して臨んだ二人。イ監督は「トークショーで日本の監督と対談すると聞いてましたが、『愚か者の身分』を観て、すぐに永田監督との対談である理由がわかりました」と本イベントを楽しみにしていたようで、続けて「永田監督の『愚か者の身分』を観て、『PROJECT Y』と雰囲気や情緒が似ていると感じました。そして、俳優さんたちの演技が素晴らしく、とても際立っていてパワーがありました。中には、とても怖いキャラクターもいました。どちらも彷徨う若者を描いていて、永田監督は男性の物語、私は女性の物語という対比もあり、とても似ていると思いました」と2作品の関連性について語る。さらに“怖いキャラクター”の共通点について、永田監督は「“ブル”がめちゃくちゃ怖かった!」と、主人公たちが奪おうとしている大金を隠し持つト社長の用心棒である女性キャラクターについて話す。「『愚か者の身分』でも金歯が印象的な“ジョージ”というキャラクターが怖いと話題だったのですが、この映画で“ブル”が登場したとき『こわ―!』と思って。見た目もスキンヘッドに近いスタイルだし」と“ブル”の強烈なインパクトについて明かした。

 

また、イ監督の前作『大人たちには分からない』など過去作でも女性主人公が多いという点に関して永田監督から質問させると、「家族映画を撮りたいという思いがありました。本作でも実は家族の物語が隠れています。ドギョン(チョン・ジョンソ)とガヨン(キム・シンロク)、そしてミソン(ハン・ソヒ)は疑似家族の関係ですし、この家族の運命を見せたいと思いました」と本作に込めた想いを語り、続けて「クライムサスペンスという枠を通して、このジャンル映画を楽しんでもらうためにできる限りスピード感のある速いテンポの編集を心掛けたので、その点も皆さんに楽しんでほしいですとアピールした。

 

さらに、本作のタイトル『PROJECT Y』にちなんだ質問として、観客も気になっていた“Y”の意味については、”Young” (若さ) “You”(あなた) “Your”(あなたの)といったいろんな意味が込められていますと明かし、「映画は私たちスタッフや俳優がチーム一丸となってベストを尽くして作る物ですが、作ったものは上映された劇場で留まるものだと思っています。その先は観客の皆さんの感覚にゆだねられます。観客の皆さんがそれぞれ個人の視点で映画を完成させてくださると思っています」と期待を込めて話した。この答えに永田監督は「『愚か者の身分』は3部構成になっていて、1部を観てもまだわかりにくいけど、2部で立体的になり、3部でさらに登場人物の関係性などがどんどん立体的になっていくんです。もともと私も観た人の力を借りて、それぞれが自分の中で構成しながら楽しんでもらいたいという想いがあるので、観客それぞれにゆだねるという意味ではある種考え方は一緒なのかな」と共感していた。

最後に、永田監督は「もう少しお話ししたかったので、次また来ていただいた時にもっとストーリー以外の色々な部分でもぶっちゃけた話を聞けたらなと思いました」とトークショーの感想を語った。そしてイ監督はこの映画は単純に“楽しんでほしい”という思いで撮り始めたのですが、途中で欲が出てきて、隠された意味を込めてみたりメタファーなども仕込んでみました。主演二人の俳優をはじめ、私も一緒になって現場で楽しみながら撮影をすることができました。皆さんにとっても楽しんで観られる映画になっていると思います。どうか口コミも広めてください」と作品への想いを日本の観客へ託した。初の来日プロモーションに相応しい盛り上がりの中、本作のヒットを祈願しイベントは終了した。

 

© 2025 PLUS M ENTERTAINMENT,CLIMAX STUDIO AND
WOWPOINT ALL RIGHTS RESERVED.